心の病気に打ち勝とう|正確に伝えることが重要

女性

周囲の理解と治療法

看護師

うつ病を患ったときには

心の病気、その一つとしてうつ病は近年注目を浴びています。これは職場環境や人間性などによりそれを発症する人が近年増加傾向にあるからです。 では、この心の病気を患った人に接する際はどうすればよいのかと言えば、変化に気付いてあげることが大切です。 これはうつ病患者の多くが、ふさぎ込んで元気がなかったり、物忘れが激しくなるなど、目に見えた異変を起こしているからです。 外観的な変化としては、服装に無頓着になったり、食事の量の増減が激しく、極端に太ったり痩せたりしているなどがあげられます。 また、本人から最近からだが疲れやすい、頭や胃が痛む、肩こりがひどいという自己申告があるケースもあります。 この場合大切なのは、周りの人がその種のサインを見逃さないことです。単に一時的な体調不良だと考えていると、気付かない間に症状が悪化することが珍しくありません。 また、彼らに対し励ましや責めの言葉をかけるのも駄目です。 うつ病はまじめな人がかかるケースが多いため、その言葉から余計に自分を追い込むことがあります。 苦しみに対する共感や理解なども、素人が下手に行うと危険です。それは専門家に任せ、そっとしておくのが肝要だと言えます。

有効な治療策とは

心の病気であるうつ病を治すには、その原因を取り除く必要があります。故に仕事や家事などで心を痛めた人には、充分な休養をまず与えねばなりません。 これは、うつ病は責任感が強い人がなりやすいせいでもあります。彼らは専門家が仕事や家事を控えるようにと指導しなければ、精神を痛めた後もそれを続けようとして、より症状を悪化させてしまいます。 薬物による治療も有効です。専門医がきちんと診断した上で処方した抗うつ剤であれば、それを服用しているだけで症状が改善されることは少なくありません。 こちらも時間がかかる方法ですが、確実性があるため信頼度は高いと言えます。 いわゆるぶり返しを防ぐために、考え方そのものを専門医の指導により改めることもあります。これは精神療法と呼ばれているものです。 これは自己否定とそれに伴う自虐を抑制するためのもので、同じことを繰り返さないために必要だとされる措置です。 なお、これも周囲の人間があれこれ言うのではなく、専門医に任せた方がよいとされています。その方が受け入れられる人が多いからです。 いずれの方法をとるにしても、短期間のうちに症状を改善しようとすると無理が生じます。心の病気とは長期スパンで治していくものだと考えましょう。