心の病気に打ち勝とう|正確に伝えることが重要

女性

心の負担が辛い症状を生む

4人のドクター

原因と代表的な病名

心の病気とは、何らかの影響で心を病むことにより、精神や肉体に辛い症状が出てきてしまう状態を言います。心の病気の原因となるのが主にストレスであり、それがどんどん溜まっていくとやがて上手く処理できなくなっていきます。そうすると脳の神経伝達物質にも影響が出るようになり、脳の働きが乱れてしまうために症状が出だします。心と脳は常に密接な関係にあり、心の病気は本人の心の弱さがそうさせているわけではありません。心の病気は誰にでも起こりえることで、心に必要以上の負担をかけてしまうごとにその危険性が増していきます。例えば自分を追い詰めてしまう状態や、将来を想定した漠然とした不安などが発症の確率を上げてしまうのです。責任感が強く真面目な人、神経質な人などが心の病気に陥ってしまう可能性が高くなる傾向にあります。心の病気で知られる代表的な病名には、うつ病や統合失調症、アルコール依存症に適応障害などが挙げられます。心の病気で共通するのは、ストレスや大きな不安です。それによって無気力や精神不安定、妄想や依存症などの症状が目立っていくようになります。これらの症状を軽くしていくには、自分1人では難しい場合も多いです。専門の治療が症状を無理なく抑えていく効果があるため、それに頼る方法も必要です。

専門的な治療とは

心の病気を改善してくれる治療には、主に薬による神経伝達物質のコントロールや定期的なカウンセリングが行われます。神経伝達物質にはいろいろな種類があり、その分泌が多すぎたり少なすぎたりするために症状が目立ってしまいます。通常は上手くバランスが取れているのですが、それを乱してしまうのがストレスです。これを整えていくには薬の作用が一番効果があり、正常な働きが辛い症状を軽減していきます。人によって効果のあらわれには差があり、場合によっては薬が合わないこともあります。その場合は違う薬に変更するなどして、再び様子を見ていく流れとなります。カウンセリングでは日々の心や体の状態を聞きだし、治療による変化を観察する目的や、患者の心の声を発散するいい機会でもあります。ただ、話しを聞くスタイルではなく、ときにはアドバイスをしたり、常に患者の味方になって対応してくれます。このカウンセリングには、ストレス耐性強化や社会性を上手く乗り切るための工夫として認知行動療法も行われます。人間関係や社会でのトラブルに対しての悩みを軽減し、臨機応変に対応できる処世術がこれで学べるようになっています。心の病気は、ストレス社会において珍しくはありません。明るく健康的な状態に再び戻すためには、医学的な視点から治していかなければいけません。